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​WORLD

​世界観の話

​この世界には、国の意思をもつ生命体が存在する。

朝鮮半島において、それは"ナラ"と呼ばれている。

争いの渦中で、あるいは滅びの果てで、

彼らは誰かを想い、傷を負い、

それでも生き続けた。

『Look at Korean Peninsula』は、

過去と向き合うふたつの物語を内包する。

古代の朝鮮半島を舞台にした「韓半島朝開伝」

高麗時代以降の朝鮮半島を描く「韓半島遺事起想」

記憶に囚われながらも、それでも手を伸ばす日々がある。

贖えぬ罪を抱えながらも、赦されたいと願う心がある。

苦痛の中で輝く日常。

日常の中に潜む痛み。

これは、過ぎ去った時代に生きた彼らの、

記憶と赦しの旅の記録である。

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​韓半島遺事起想

時は十世紀。
かつて新羅王朝のナラであった月阿(タラ)は、新たなナラ・高麗の従者として王宮に仕えていた。困窮していた自分を救ってくれた恩返しであるが、彼女には秘密がある。

それは、百済王朝 と後百済王朝のナラであった栄温(ヨンオン)を匿っていることであった。
 
ある時、突如として韓半島に「グェムル」と呼ばれる異形が各地で出現し始める。
月阿は高麗にこのグェムル浄化を命じられ、栄温と共に半島中のグェムルを浄化していく。

「新羅」と「百済」として様々な因縁を持つ二人は、今後現代に至るまでグェムル浄化を続けることになるが、果たしてどうなる──?!

​韓半島朝開伝

遥か昔、朝鮮半島の北方にて。

若きナラ・高句麗は、ある理由から祖国を離れ、北方の地を一人旅していた。

その途中、東沃沮の村落を襲う軍に加わった彼女は、そこで偶然にもナラ同位体の沃沮・東濊と出会う。敵として出会った三人は、思わぬ縁に導かれ、主と従の関係を結ぶことになる。

だがその旅路は、互いの過去と矛盾、そして心の壁に阻まれ、幾度も衝突を繰り返す。

そして、彼女たちはやがて、朝鮮半島の命運を左右する歴史の奔流へと飲み込まれてゆく。

最悪な出会いから始まったこの主従関係に、未来はあるのか――?

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​られーさいきょじつたんっ!

戦乱の古代はとっくの昔に終わり、時は現代。


しかし、古代の朝鮮半島を生きた新羅・高句麗・百済のナラであった三人は人間として現代まで生きていた──?! 


かつていがみ合っていた三国が、現代の韓国で仲良く繰り広げるドタバタ青春コメディがついに開幕!

※こちら韓半島遺事起想の前日譚となります。

​用語集

国家と運命を共にする者。

その素質を持って生まれる者は1万人に一人ほどである。しかし実際に国となる者はそのほんの一握りであり、

大抵の者は自分が「国」であると気付かずに、

「国」となる機会が完全に失われた際に何らかの形で

生涯を終える。

「国」となった者は不老の存在となり、一部は国が滅んでも生き続ける。

再生能力

ナラの持つ能力の一つ。

自然再生と瞬時再生の二種がある。

前者の場合は軽い傷なら数分で塞がり、欠損等も数時間で再生する(止血は自分出する必要あり)。

後者の場合は体力を消費する代わりにどんな傷でも瞬時に再生できるというもので、戦場でよく使われる。

ただし再生には限度があり、追いつかなくなるとそのまま死に至る。

顕現武器

ナラの持つ能力の一つ。パッと出せてパッと消せる。

ナラによって顕現できる武器は異なる。

そのナラの成長や精神状態により武器が変化する場合がある。

一度破壊されるとしばらく顕現させることができない。

​風化現象

ある遺物・遺跡が人々の記憶からなくなっていくにつれて起こる現象。

低段階では瘴気が漂うのみだが、段階が上がるにつれ瘴気が遺物を取り囲み、霊体を生成しクェムルとなる。

​トケビ

一定の知能を持つ、妖怪伝説とか都市伝説とかが実体を持っちゃった人型の霊体。

自分の信念に基づいて行動するため、それが阻害されるようであれば邪魔する者は徹底的に排除しようとする。

敵にも味方にもなりうる存在で、利害が一致すれば協力も可能。

霊体なため不死であるが"恨"をエネルギーとしており、これが少なくなるに連れて弱体化する。

ナラ

朝鮮半島における国の生命体。魂核という特殊な臓器を通して能力を使うことが出来る。

​また、これと似て非なる存在の「ナラ同位体」がある。

魂核

ナラの持つ特殊な臓器。

これを通して再生や能力を使用する。

普段は霊体として存在しているが、死の間際〜死後数分にかけて心臓付近に実態が現れ摘出可能となる。

死後も摘出されず放置された場合や摘出されて砕かれた場合は人間のような死後を迎えるが、摘出されてそのままの場合は魂がその中に囚われ続ける。

個体によって色や形状が異なる。

異能力

ナラの持つ能力の一つ。

ナラによって使える能力は異なる。

​魂核を通じて使用する。

​加護

ナラの持つ能力の一つ。

ある程度の環境耐性が付与され、極寒や酷暑をある程度やわらげることが出来る。

​喰愛

ナラの特性。支配側が被支配側の肉体を喰らうことで従属関係を示す。

まれに対等関係を示すためにお互いを喰い合うケースもある。

通常は一口程度で終わる儀式的なもので、喰愛を受ける側には快楽が伴う。

​クェムル

亡者の強い想いが遺物に流れ込み、遺物の許容量がキャパオーバーした際に漏れ出る想い(恨)が強い怨念となって具現化したもの。

成長イメージは気体→液体→固体。

固体になる前に浄化しないと厄介(=強くなる)。

グェムルは融合することがある。

これを浄化するのが亡国ナラの主な役割。

グェムルを浄化しても、元となった遺物が見つかるわけでもない。

博物館に展示されてる遺物がグェムルになることもある(海外にあっても)。

稀に元の遺物がわかるケースもあり、その場合は亡国ナラにその遺物にちなんだ能力がさずけられる。

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