古代朝鮮オススメ本📖
- 香炉かろ

- 2025年7月15日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年7月24日
「古代朝鮮興味あるけど何読んだらいいかわからない……」
「史料の現代語訳ってどれ読めばいいの? そもそもあるの?」
みたいな人たちがいるかもしれないのでメモ的に少し。
個人の感想なのであまり鵜呑みにしないでください。
【一番最初にオススメ】
武田幸男『新版世界各国史 2.朝鮮史』山川出版社(2000)
安心安全の山川出版社。初心者向けの通史なので古代朝鮮に限らず全ての時代をまんべんなく学べる。
六反田豊『一冊でわかる韓国史』河出書房新社(2021)
恒例の一冊でわかるシリーズ。通史だけど古代のこともかなりわかりやすく書いてある。歴史自体あまり得意じゃない人はこれ。
李成市 宮嶋博史 粗谷健一『世界歴史大系 朝鮮史1』山川出版社(2017)
詳しめの山川書籍。歴史得意だよ〜って人はこれがおすすめかも。2巻目もあるけど古代があるのは1巻目。
【初心者向けの古代朝鮮本】
小和田泰経『朝鮮三国志 高句麗・百済・新羅の300年戦争』新紀元社(2012)
高句麗の建国〜新羅の三国統一までが書かれているもの。三国史記などにある神話やエピソードを交えながら解説しているので、物語が好きな人におすすめ。
井上秀雄『古代朝鮮』講談社学術文庫(2004)
古代朝鮮書籍の鉄板(多分)。高麗の朝鮮半島再統一まで。結構前の内容なので今では否定されてる説もあるけど、正確にまんべんなく古代朝鮮を知りたいならこれ。
仁藤敦史『加耶/任那 古代朝鮮に倭の拠点はあったか』中公新書(2024)
かなり最近の本なので内容が最新のもの(だと思う)。加耶が題材だけど古代の朝鮮半島について全体的に書いてあるから最初に読んでも大丈夫。かなりわかりやすいなと思った。個人的に任那日本府の解釈はこれが一番しっくりくるなと感じたかも。
徐永洙『マンガものがたり韓国史1』国書刊行会(2001)
これの2巻目だけ読んだのですが2巻目が内容かなり良かったので1巻目も大丈夫だと思います(ダメだったらすみません)。2巻目の話ですが漫画だからわかりやすかったです。
金基興『高句麗建国物語』(愛沢革 訳/尹大辰 監訳)彩流社(2019)
個人的オススメ。高句麗建国神話の現代語訳と再解釈と解説。古代朝鮮創作したい人にはかなり良書だけど、勉強に使えるかと言われたら怪しいかも。
【オススメ現代語訳本】
井上秀雄『三国史記1』 東洋文庫(1980)
井上秀雄『三国史記2』東洋文庫(1983)
井上秀雄『三国史記3』東洋文庫(1986)
井上秀雄/鄭早苗『三国史記4』東洋文庫(1988)
安く入手難易度も低いのはこれだと思う。書籍名にもある通り三国史記の和訳本。
井上秀雄『東アジア民族史 1 -正史東夷伝』東洋文庫(1974)
井上秀雄『東アジア民族史 2 -正史東夷伝』東洋文庫(1976)
中国の歴史書にみえる東夷民族の記事を和訳してまとめたもの。いちいち中国歴史書の和訳を一つ一つ買うのが面倒だしお金ないよ〜って人はこれ買いましょう。探せば安い中古があります。朝鮮三国に限らず沃沮や東濊、挹婁も載ってる。
【番外編・服飾資料】
『高句麗壁画古墳』共同通信社(2005)
お高めだけど高句麗壁画の写真・模写が大量に載ってる。蓮華文の模写みたいな細かいものも載ってるのがポイント高い。
글림자 <조선 이전 우리옷 한복 이야기> 혜지원(2018)
古代朝鮮(と古代東アジア)の服飾資料がビジュアルイラスト付きで載ってる。韓国書籍なので仲介業者を通す必要がある。
金英淑『韓国服飾文化事典』中村克哉 訳, 東方出版(2008)
全時代の韓服資料が載ってる。文章も写真もある。ただ、すごく高い(20000円)。
李如星『朝鮮服飾考』金井塚良一訳, 三一書房(1998)
古代朝鮮の服飾について細かく書いてある。文章多めだけどたまに写真資料。探せば安い中古がある。
【番外編・Webサイト】
「私たちの歴史ネット」という韓国語のサイト。ちゃんとしたところが運営してるので信憑性は高め。
「東北アジア歴史ネット」という韓国語のサイト。これもちゃんとしたところが運営してるけど日本人にとっては思想強めかも。高句麗壁画がVRで見れるので愛用してます。
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